バングラデシュのJLB党、中国共産党にロヒンギャのラカイン独立国家樹立を提案
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バングラデシュのJLB党、中国共産党にロヒンギャのラカイン独立国家樹立を提案
バングラデシュ最大のイスラム系政党「ジャマアテ・イスラミ・バングラデシュ(JLB)」は、中国共産党(CCP)との会談の中で、ミャンマー・ラカイン州にロヒンギャのための独立国家を樹立するよう提案した。
この提案は、2025年4月27日にダッカで行われたJLBと中国共産党代表団との会談の場でなされたもの。JLBは、現在バングラデシュ国内に約120万人以上のロヒンギャ難民が生活しており、少数はラカイン州に残っているものの、「食料や住居の提供だけでは根本的な解決にはならない」と指摘。恒久的な解決策として、ラカイン州にロヒンギャが安心して帰還・定住できる独立国家の設立が必要不可欠だと強調した。
また、JLBは「中国はミャンマーと強い関係を持っており、ロヒンギャのための独立国家樹立において中国が重要な役割を果たせる」と述べ、中国側の積極的な関与を呼びかけた。
現在、ラカイン州の17の郡区のうち14郡区が少数民族武装組織「アラカン軍」の支配下にあり、残る3郡区の制圧に向けた攻勢が続いている。アラカン軍はすでに、ブティドン、マウンドー、ラティドンなど、イスラム教徒が多く住む地域を掌握している。
一方、バングラデシュ政府は国連と連携しながら、ロヒンギャ難民の本国送還を模索しており、国連のアントニオ・グテーレス事務総長もアラカン軍との協議を通じた送還プロセスの促進を呼びかけている。
しかし、バングラデシュ政府は現在もロヒンギャ帰還問題について、アラカン軍ではなくミャンマー国軍(軍政)との連絡を維持している。
今月初旬には、タイ・バンコクで行われた会合で、バングラデシュ政府とミャンマー軍政が数千人規模のロヒンギャ難民の送還について協議したと報じられている。
JLB党と中国共産党の代表団は、4月27日に直接対面で会談を行った。
Ref : Khit Thit Media
